2008年5月にミャンマーのイラワジ河南部デルタ地帯をサイクロンが襲い、多くの人の命を奪うと共に、小学校や僧院学校も流失などの大きな被害を受けました。当会に寄せられた募金は、650万円と5800ドルに上りました。これらの募金で2009年2月にイラワジ河デルタ地帯アレイワ村に小学校を寄贈しました。そして2010年3月2日に2校目の学校を建設寄贈することができました。ヤンゴン市内のシェーダンタイティ僧院学校です。
 僧院学校寄贈・開校式には、多額の募金をしていただいた大阪中部ライオンズクラブと当会会員が参加しました。新築になった僧院学校は1階が教室で2階が孤児の生徒たちの寄宿舎です。生徒数は98名で住み込み孤児が67人います。31人は通学生徒です。

 お寺の仏像が立ち並ぶ前で、僧侶からお話を聞く機会がありました。僧侶は、「このように改築されるまでは1階建ての僧院で、孤児の生徒たちは仏像の間などで寝泊まりしていました」と言われました。NPO法人神戸ミャンマー皆好会と大阪中部ライオンズクラブは僧院学校寄贈・開校式で表彰状をいただきました。
 当会が、このように小学校や僧院学校を建設・寄贈することができましたことは、ひとえに皆様方から募金をお寄せいただいたお陰と、この場をお借りして、厚く心からお礼を申しあげます。ありがとうございました。


詳しくはブログ「ミャンマー好きなヒト集合」をご覧ください。